ぬるま湯に浸る

2.5と呼ばれる舞台やら推しやらアニメとか。ゆるっと日常も。

役者ファンという存在はいつだって肩身が狭い。

ナルステの記事上げる前に何してんねんって感じなんだけど。書きたいことがありすぎて纏まらないよ~~~

息抜きというか、ちょっとわたしのもやもやをここに吐き出したいなって思って書き殴ってしまった。

 

某ミュージカルの新作が発表されて、案の定Twitterが荒廃した地と化していましたね。

わたし、彼のファンって幸せそうでうらやましいなあって思ってたんですよ。こんな推しだったら誇りだろうし、推してて幸せだろうなあって。はてブにも、あの人のファンの方がちらほらいらっしゃって、レポとか読むの個人的にすごく楽しいです。参加してないけど何それ楽しそうってなってるし、彼の演技というか、役作りとかきっちりやるところも素晴らしい方だなって個人的に思います。ご縁があんまりなくて、彼の出演作を見る機会はそんなにないんだけど(人気作続いてるしね)、他のキャラクターを演じている彼を見たいなって思うくらいには気になる存在だったりします、わたしにとってはね。

ツボが浅いのかわかんないけど、ケラケラ笑ってるのとかかわいいですよね。ニコ生がとてもいい意味でぐだぐだなところもベリーキュート。人気作に立て続けに出演出来ることって素晴らしいことなのかもしれないけれど、彼が推しの方1人1人に心中お察しします…って言葉を掛けたいくらい。彼のファンをやるのも大変だ。人気作が続くのは有難いけど、もれなくチケット戦争という名の苦難が待っているというわけだもの。推しの演技が見たくても、現場に行きたくてもチケットが取れないのは…自分の推しだったら…と思うとね……(真顔)

 

さて、何だか学級会モードになってたので推しのことじゃないから首突っ込まんとこって思って生暖かい目で見てたんだけど、1つだけ思うところがあったのでブログを書きました。

まあ、タイトルのことなんですけど。

 

役者ファンって、めちゃくちゃ肩身狭くないですか???

 

.5モノの舞台が溢れ返ってる昨今ですけど、やっぱり文化としてはオタクの中で広く浸透してて、誰も彼もがすんなり受け入れられたりはしてないんだなあって。原作厨と呼ばれるファンと役者ファンって永遠に分かり合えることはないのかもしれないなって思ったのが先日の1件でした。

舞台化が発表されれば、「そんなのファンは望んでない」だの「キャラクターと似ていない」だの「こんなクオリティならレイヤーのがまし」だの原作オタクからぼっこぼこに叩かれる推しを嫌でも見せられてしまうし、

かと思えば今回みたいな、「役者ファンは自重して…作品を愛してるファンがチケット取れますように」とか言われるような始末。

 

私たち、役者ファンの存在って何なんでしょうね(白目)

 

役者ファンを擁護する気100%みたいなことではないんですけどね。

わたし個人の意見としては、何を目的として舞台を見に行こうと、同じ金払ってんだから何でもよくね?って思います。というか、実際、.5舞台観劇に行って、この人は俳優目当てだ!とか原作厨とか余程じゃない限りわからんし気にも止めないです。「作品よくわかんないけど、○○出るならチケット頑張る!」とか声高に宣言すべきことじゃなくね?って思うので何とも言えないんですけど。そういうこと平気で言っちゃうファンばっかり付いてる俳優っていうイメージになってしまいかねないしね、原作が好きで、俳優のことを知らない人たちからしたら。

ファン層っていうか、ファンの質?ってやっぱり大切なものだと思うので。わたしにも、俳優としては好きだけど、ファンが怖いし面倒臭いから現場にはあんまり行きたくないっていう方が何人かおりますし、実際それが大きな引き金になって降りた人も過去にはいました。

 

普通の格好で普通に舞台見に来てたら、原作厨だとか俳優厨とかなんかわかんないし、観劇マナーさえ守ってくれれば、何が目的で足を運ぼうと自由だと思ってるし気にしないです、わたしはね。原作ファンで来た人が推しくんの演技を褒めてくれてたら嬉しいし、他の舞台も見てみようかなって言ってくれたらもっともっと嬉しい。逆も然りじゃないんですかね。これ以上ファンの人口増えたら嫌だって思うものなのかな、人気コンテンツ好きとしては。

確かに、原作が好きだ!キャラクターが好きだって人にこそ見て欲しいって気持ちは少なからず湧くけどさ(ナルステとかナルステとかナルステとか)作品よくわかんないけど、○○出てるからチケット申し込んだら当たった〜♪とか呟いてる奴見たら殴りかかりたい気持ちになるけどさ(例:某プリンスのライブ)

それは、口にしちゃいけないっていう地雷があちこちに転がってるような危ういジャンルじゃないですか、2.5次元も、アニメや漫画や声優っていう大きなカテゴリとして見たこの界隈って。ツイッターは確かに、個人で呟く壁打ちみたいなツールだけど、それが公開アカウントでエゴサすれば全世界の人が見られるようなところで言っちゃうのは、俳優厨も原作厨もどうなんだろうね?って思います。本当にただの壁打ちなら鍵垢にしたら良いのにっていう。

 

これだから.5俳優ファンって…って原作厨は思うだろうし、これだから原作ファンって…と俳優厨は思うんだろうなあ。もう永遠に相容れない存在なんですかね、我々は。原作で大好きだったキャラクターを大好きな役者さんが演じてくれたナルステを観劇して、歓喜に打ち震えていた矢先の出来事だったので、ちょっぴり悲しい気持ちになったのでした。

 

原作ファンとして推しのいない舞台にもそれなりに入るけど、普通にうわーってファンはいるけどな!

観劇に来てるのに何しに来たの?って言いたくなるような、痛バとかぬい(この呼び方も普通に気持ち悪いって思うんだけど何なんでしょうね、この文化)持参で膝に置いたりしてるなら別だけど。最近、もちもちしてるやつとか普通の食事とか旅行にまで持参してる人とか、一緒に写真に収める文化が流行してる(のか?けどよく見かける)けど、あれは何なんですか????ちょっと理解出来ないし、したいとも思わないけど、まあ、個人で楽しむ分にはお好きにどうぞって思います(家とかカラオケでの仲間内での鑑賞会とか)。でも、観劇に来てるのに、それって必要あります?って心の底から思うし、必要なんですぅ><っていい歳こいた大人が本気で言ってるなら、頭か精神がどこか異常を来たしてるのでは…?ってなりますね。マナー違反かグレーゾーンな問題だけど、観劇するのに必要のないものは持ってくるなっていう…。なんか観劇マナーとまではいかないけど、ここは君たちがいつも生息してる場所ではないんだよ…って言いたい気持ちになります。言わないけどさ。絶対隣に座らないでくれって祈るくらい。痛バは缶バッジの音がうるさいし邪魔くさいので好きじゃないです。

なんか結局、原作厨の愚痴みたいになってしまったけど、上記のような熱狂的な人じゃない限りわたしは作品ファンの方だろうとおいでよ!って両手を広げてお迎えしたい気持ちです。

 

ぶっちゃけてしまうと、前回の記事で帝一の國がくそおもしろかったって話をしたじゃないですか。わたしが最終章のみ見に行ったのは、お目当ての俳優がいたから。ただそれだけの理由です。作品ファンに殺されるんじゃないかとか、シリーズ通して見てないわたしが…みたいにぶるぶる震えてたんですけど、友人のNちゃんはわかりやすく1作目のDVD上映会をしてくれたし、めっちゃおもしろいから!楽しいから!!!!大丈夫、普通にしてればそんなんわからんわって笑ってました。

結論は前回の記事参照。1作目も2作目も劇場にいたかった………

 

今回の騒動、原作ファンでもなく、推しがいるわけでもないからわたしは蚊帳の外って感じなので、何も言わずにいたんですけど、ツイッターでは。そして、わたしの推しくん、チケット戦争になるような作品に出ないからアレなんですけど。

人気コンテンツっていつもあんなに殺伐としてるの?????こう…お互い煽り煽られ合戦みたいなこと毎回やってるんです??

わたしの永遠のテーマとして、「楽しくない推し活は趣味と言えるのだろうか」っていうのがあって。わたしは推し活をすることで幸せな気分に浸りたいし、推してて楽しい!って思える平和な世界が良いです。なので、どんなに気になってても、客席がカオスな現場は極力避けて通ります。舞台の内容と関係ないところで、不満とか持ちたくないし(勿論舞台の内容にも満足したいけど)、苛ついたり嫌な気持ちになりたくない。

 

推しのことは好きだし、演技もファンへの姿勢も好きだ。でも決まる仕事でいつも学級会が開催されるって辛い以外の何物でもないなって思ってしまいます…。人気コンテンツって大変だ。

 

推しくんは先日まで、.5作品で主演を努めておりました。ちょっと触れたくないなって部分がどうしてもあって、結局のところ観劇には行かなかったんですけど。周りに推しくんのファンがいないので評判とか聞かなかったけどどうだったのだろう。平和に終われていたら良い。推しくんが公演後に上げたブログでたくさんのことを学べた作品だったみたいで、たくさんの人に支えてもらって、たくさんの人に感謝を伝えたいってことを言ってたから、そんな姿を見ることは出来なかったんだけど、でも、推しくんの大きな財産の1つになったんだとしたら良かった。次の作品の糧になるような、これからの人生の宝物になるようなそんなものになっていたら良いなって思いました。見に行ってない身分で偉そうなこと言うなって感じなんだけど。

 

なんていうか難しいな、“推すこと”って。みたいに感じたので、ちょっとタイムリーな話をしてみました。

さっさとナルステのこと書きたい。