ぬるま湯に浸る

2.5と呼ばれる舞台やら推しやらアニメとか。ゆるっと日常も。

いざその時かもしれないと思ったら未練しかなかったおたく。

 

 

Yes、わたしです。

 


ごきげんようございます。

素敵な推しライフ、過ごせておりますでしょうか。

 


前回の記事、スターありがとうございました!素直に嬉しかったです!!!!!

あいほんからポチポチやってるので、文章を引用して(?)スターつけるやり方がわからないのですが…。

前から思ってましたが、これめちゃくちゃ嬉しいですね!!!!!!!ありがとうございます。こんなに長いだけの拙い文章なのに、読んでくださってる方がいるのだと励みになりました!!!!!ありがとうございます!

 

 

 

さて。

 


2推しくんを観に行ってきた際の話です。

 

 

 

以前このブログで書いた通り、ワタクシ来年からのおたく生活がどうなるのか白紙状態でございます。

来年の自分がどこで何してるのかはちょっとだけ未来(具体的には年末辺り)のわたしに聞いてくれという現況ではありますが、もしものことは想定しておかないと、気持ちの整理と心の準備はしておかないとと思っていて。

そう考えたときに、これまで行った舞台の半券たちの中から、行くことの叶わない、もぎられていない状態のチケットを実家で見てしまったらきっととんでもなく辛いだろうと思うので、「来年のチケットは一切申し込まない」ということをここ1カ月の間に心に決めました。

決心はしたものの、来年の舞台が発表される度に、行きたいな~って思える作品を見る度に、すごく悲しい気持ちになります。決めたのは自分なのに。意思の弱いおたくです。


そんなわたしの現況がありーの、そして2推しくんの予定がさっぱり告知されない問題(情報解禁がまだの仕事があるのは知っている)が発生しているおかげで、こんなに早いタイミングで、2推しくんを生で見ることができる最後になるかもしれない(所謂「推し納め」ってやつですね)作品に行ってきました。

 


「推し納め」

 


去年までは、今年もたくさん幸せな気持ちにさせてもらった!良いお年を!!!また来年に~って気持ちだったのが、大げさに言うと永遠に…というか、少なくとも今年までのように頻繁に気軽に会いには行けないのだなと実感してしまって。

サヨナラの時なのかもしれないと思ったら、楽しいはずの作品で涙が止まらなくなりました。当たり前だった日常の楽しみが、趣味がなくなってしまうのがこんなに辛いとは…悲しくなってしまうとは予想できなかったな。

 

自分で決めたことだから、今年の残りの時間はたくさん全力で推し活をして、晴れ晴れとした気持ちでサヨナラできると思ってた。けど、やっぱり寂しい。

 


現実はいつだって、自分の思うようには進まないですね。未練がましいし、こんなに推しくんたちに対して依存のような感情を抱いてたんだなって気づきました。観劇という趣味は、一種の道楽のように思っていないと苦しむのは自分だってわかっていたんです。推しくんへのわたしの感情も、「推し」という存在だって、ふわふわしたもので、ちょっとしたことで壊れるし崩れるのに。

「永遠」なんてどこにもないのはこの世界だって同じことで、推しくんもわたしも、この感情も全部ぜんぶ何もかも永遠には続かない。だからこそ、この世界に依存しすぎるのは良くないってわかってた。


けど、普段の生活の中で辛いことも悲しかったことも辛かったことも、「推し」という存在にたくさん救われた瞬間があったから。

推しくんに会えるときは、作品を見ているときだけは、現実の辛さとか忘れて楽しくなれたから。


推しくんや観劇というものは、いつの間にか“日頃の息抜き”程度から、趣味という枠も超えて、わたしの世界、心の安寧や平穏や精神的な安定を保つために、自分の中ですごくすごく大きな拠りどころになっていたのだな~って。

自分の想像以上にかけがえないのないものになっていたのだと気づきました。

 

 

 

これが最後の2推しくんかもしれないんだなあ…。やっぱりキレイにさっぱりサヨナラはわたしには出来そうにないんだなって。

どこまでも未練がましい自分にちょっとだけ苦笑いして、でもどこまでもめんどくさいのがわたしだなって笑って、寂しくてたくさんたくさん涙しつつ、ステージで歌って踊って、たくさんの観客を笑顔にして、キラキラ輝く2推しくんをぼんやり眺めてた。

スタンド席の椅子の低さと、天井と。海のようなペンライトの青。そして、そのステージに立つ2推しくんの真っ直ぐな眼差しと背中と。一生忘れない景色です。


体育館とかくそって思ってたけど、たくさん泣いてたくさん笑って、キラキラした時間を過ごせました。いろいろあったけど(物販とか物販とか物販とか)楽しかったな。

 

 

 

 


ハイ。わたしにとってはそんな「あんステフェスティバル」でございました。

 

 

 

会場の環境的にも、わたしの身体の状態的にもスタンド席で1公演が限界だと腹を括って臨んだので、1公演を全力で楽しもうと思っていました。

2推しくんの全部を目に焼き付けて、わたしなりのサヨナラが出来たらなって思ったのですが、いざとなるとダメですね。寂しいって思いが強くなってしまって、2推しくんから目を逸らすことも多かったし(今はめちゃくちゃ後悔してます)。

これを最後にしたくないな、まだまだ見ていたいなって気持ちしか芽生えませんでした。

 

 

 

今回のライブを最後に、紅月とfineの3名が卒業しました。

 

紅月、めちゃくちゃかっこよかった~~~~~~~~!!!!!!!!!!!紅月Pではなかったのですが、号泣しちゃった。「ド阿呆のすることだ」って蓮巳さんに怒られてしまいますね。ド阿呆者です、わたしは。

紅月みたいな、硬派(?)なユニットが、どストレートに「有難う」って歌うのずるくないですか!!!!!!!!!泣くわ!!!スクリーンの演出もずるかった…(号泣)

最後の曲の布演出がすごくキレイで、切なかったな。ラストに布3枚が結び付くのが紅月の、彼等3人の確かな絆で、初演からあんステという作品を縁の下の力持ちのように支えてきてくれた形であり、証であったと思いました。

 


英智さんの言葉も今のわたしの状況にめちゃくちゃ刺さりまくった…。夢のような時間でした。ありがとう。彼等(役者さん)は今回で卒業してしまうけれど、あんステという作品も、TSFの先も物語は続いていく。キャラクターたちの物語も。

だから、これは終わりじゃなくて始まりなんだって彼等は歌う。でも、この先の物語を、紅月もfineもこのメンバーではないんだなって、前向きな歌詞だからこそ「何かの終焉」を突き付けられているような気がして涙が出た。

 

 

 

来年からのわたしは、もしかしたら推しくんから見える景色の一部にはいないのかもしれない。わたしは推しくんからサヨナラしなきゃいけないのかもしれない。

 

でも、わたし1人のちっぽけなファンがいなくなっても、推しくんの役者人生はこれからも続いていくんです。わたしが推しくんの中に残せたものなんてきっと何にもないのだけれど。勝手に自分の境遇とリンクさせて勝手に悲しくなってしまった。

 

「推す」って行為はどこまでも一方通行で自分勝手だ。なぜだか無性にそんな気持ちになった。

これが虚無ってやつですかね(たぶん違う)。

 

 

でも、2推しくんがブログで「最高の景色」って言ってくれたから。ありがとうって言ってくれたから。彼の、「最高の景色」の一部になれたことが嬉しい。素直に今はそう思います。有難う。

わたしにとっては、2推しくんがかっこよくてかわいくて最高にキラキラ輝いて見えました!

 

素敵な姿を有難う。出演が決まった当初は何も知らなかったわたしでしたが、2推しくんが演じたキャラクターが、ユニットが、今ではこんなにも大好きで愛おしい存在になりました。

おたくってちょろいし単純だね。

彼を演じてくれてありがとう。彼とわたしを出会わせてくれてありがとう。

好きだって2推しくんがいつぞやの配信で言ってた曲が、わたしは1番大好きな曲になりました。歌ってくれて嬉しかったな。

 

 

たくさんのありがとうは、全部体育館に置いてきたつもりです。

 

 

 

 

 

 

 


サヨナラは出来ない、まだ言えないって思ってしまったから、それは、今はまだわたしの心の中にモヤモヤとして止めておくことにします。