ぬるま湯に浸る

2.5と呼ばれる舞台やら推しやらアニメとか。ゆるっと日常も。

君の名前は希望。

怒涛の観劇週間を終えて、チケットが手元にありません!いや、今年はだいたいない日々ばっかりだったんですけど。

 

私の頭の中の消しゴム」に、今回、良知さんもご出演ということで、行くかどうか迷ったのですが、2、3年前に当時の推しが出演しておりまして。観劇したんですけど、これしんどいから2度と行きたくないな~~~って思ったのでやめておきました。見ててしんどい作品ってたくさんありますし、そういうしんどさが良いみたいなのも今になっては理解もできるんですけど。ちょっと当時のトラウマがあるので、見て後悔はもうしたくないな~~と。

 

ということで、暇を持て余しているけれど、絶賛大海帝祭ロスなわたし(祝!DVD発売!もちろん予約しましたとも)は、気になってたけれど、舞台で十分楽しめてたからと思って読んでいなかった「帝一の國」の原作を電子書籍でポチポチ見ております。

改めてですけど、キャラクターの再現度の高さハンパないですね…みんな原作まんまじゃないですか…
映画の方は残念ながら見には行ってないんですけど、原作のあの濃い~~~みたいなメイクしてても違和感ないのは舞台ならではなのかなって思いました。あと、舞台の方がなんだかんだぶっ飛んでる気がします…第1章のしょっぱなからぶっ飛ばしてきてたからな…。そして、わたしの推しくんキャラ、原作だとめちゃくちゃ出番あるやないかーい!ってなりました。なぜ最終章だけの出演だったのか…推しくんと森園先輩(っていうか大河元気様)の絡みがめちゃくちゃ見たかったんです…。いつか見られる日が来ることを願ってます…言霊の力!!!!!

 


前置きが盛大に長くなりましたけど、ご機嫌はいかがでございましょう。
本日も素敵な推ライフは過ごせておりますでしょうか。

 


帝一に対する嘆きのせいで霞んでしまいましたが、しんどい舞台繋がりで前々から宣言しておりました、「グランギニョル」の感想を書きたいと思います。

いつも、こういう文章を書こうとか、見てすぐに感じたことなんかはmyあいふぉんのメモに記録しておりまして。それを引っ張り出しつつ捕捉して…って作業をしつつブログ書いてるんですけど、グランギニョルに関しては、文章がまったく見つからなくてですね…怒涛の言い訳タイムです。

わたし、そんな真っ白になるくらい衝撃だったか…?
たしかにしんどかったし、辛かったし、ウル…ウル…ダリちゃん、いやダリ様…ウル…って呪詛のように繰り返してたけどさ。もう1つ言っておくと、なんせ観劇したのが初日なもんで…その後にナルステで頭が真っ白になって、大海帝祭で推しくんへの思いを強めたせいで記憶が改ざんされている部分もあるかもしれませんが…。

あくまでもわたしの個人的な感想ということで、TRUMPシリーズ信者の方的に解釈違くね?みたいな意見もあるかと思いますが、その辺はミジンコ以下の存在が何か意味不明なこと言ってら~~~くらいに思っていただけるとありがたいです。

 

 

まず。
TRUMP然り、LILIUM然り、SPECTER然り。我々に数多の衝撃と絶望を与えてきたシリーズということで、わたしもそれなりの覚悟を持って劇場へ足を踏み入れました。メンタル豆腐よりやわやわなくせしてな。言うことだけは偉そうなんですよ、ワタクシ。
LILIUMでは、真実の衝撃さに座席から立てなくなった観客がいたというのも納得ですよね。わたしはネタバレという地雷を踏み荒らして勝手に自爆するのが趣味な人間なもので、今回、初日に観劇することが出来たのは本当にありがたき幸せでございました。
最近は、まあ行けたら行こうかなっていうゆるゆるスタンスで観劇してた作品ばかりだったので、久しぶりに、初日ならではの独特な客席の空気を一緒に体感出来て良かったです。ここに座っている誰も物語の結末というものを知らない、謎の緊張感みたいな張り詰めた空気。
そんな緊張感と、どんな絶望が待っているのやら…とソワソワしていたのですが。

 

ウルの出生にまつわるお話ということで、言葉にするのが難しいですが…結局、TRUMPという物語でウルの辿った道、迎えた結末を思うと、今回のエンディングも、なんて悲劇で、皮肉で、そして残酷な話なのだろうと思うんです。思うのですが。

 

わたし個人の意見としては、今回の「グランギニョル」としての物語は、決して絶望でも悲劇でもないと。
むしろ、希望に溢れた結末だったのではないかと思うのです。

 

TRUMPでウルの選んだ道、進んでしまった方向、そしてその結果に待っていた結末は哀しかった。
でも、死の恐怖に怯え続け、誰かに必要とされたい愛されたいと願い続けていたウルが、こんなにもたくさんの愛に恵まれた子だったのが明らかになったことは、大きな救いなんじゃないかな。その救いをウル自身が知らない訳なので、この救いっていうのも、ただわたしの自分勝手な偽善的な思いの押し付けなだけなんだけど。

ウルは愛されていなかったわけでは決してなくて、母であるスー・オルセンにも、そして、血の繋がりはなかったけれど育ての父としてデリコ家の子として育てたダリ・デリコにたくさんの愛を授かって生まれてきた子だった。ウルがその真実を知る術はもうないけれど、その事実があったってだけで“救い”はあったのではないかと、わたしは純粋に思ったんですよね。そう思いたいだけなのかもしれませんが。

 

ラストシーンの、赤ん坊のウルを抱きしめて、「負けるな」という親が子に乞う願いのようなイニシアチブを与える父・ダリの姿。シンプルだけれど、わたしにはすごく美しいラストシーンに見えました。

いや、めちゃくちゃ涙したんですけどね。どんだけ泣くねん!ハンカチが絞れるくらいのびっちゃびちゃ具合だったけれど、なんていうか絶望とか、衝撃とか、そういうラストではなかったと感じました。
今までのシリーズは、正直、ラストがもう…「衝撃のラスト!!!!!!」みたいな、独特の後味の悪さともやもやが残されて、この行き場のない思いはどうしたら????みたいな幕の閉じ方だったと思うんですけど(注:あくまで個人的な意見です)。今回のエンディングに関しては、ウル…ウル…(号泣)みたいな気持ちはあったけど、シリーズならではのモヤモヤ感(もちろん、それがTRUMPシリーズの醍醐味だと思ってます。最高の誉め言葉です)は、わたしとしてはなかったです。雲り空から晴れ間が覗いたような感じ。すっきりさっぱり清涼ドリンクみたいな爽やかさではないけれど、どこかすっきり出来た気がしました。

哀しい話だけれど、悲劇なだけの話ではなかったというかな。ウルの生まれながらに背負ってしまったイニシアチブが、あまりにも過酷すぎて、結局、彼は生涯そのイニシアチブから逃れられなかったので、それはそれで、血は争えないなっていうか…
原初信仰に囚われた父親と同じように、彼はTRUMPという存在に囚われ、しがらみに絡めとられてしまった。

でも、「長くは生きられない宿命を背負っているから」という思いから名前を付けられないでいたスーが、自分の心から愛した男性である父親の名を、ウルという「希望」を名付けたことって、その事実だけでもう十分じゃないのかな。ウルは望まれていなかった子なんかじゃなかった。その真実が明らかになったことに意味があったと、この物語は希望に満ち溢れた話だったと、わたしはそう思いたいのです。

 

ウルを巡ってはもちろん、物語に登場する人のそれぞれの“愛”に溢れた物語だったな、というのが、わたしの率直な感想です。

なので、謎が深まった部分もあるし、ウルやキキのその後とか考えるとまた繭期になりそうなくらいの絶望感もあるけれど、
見終わった後は、うーん…。言葉にするのが難しいのですが、見終わったあとの、じわじわもやもやする嫌な感覚はまったくなくて、絶望より希望に繋がる話だとストンとあの結末がわたしの中に落ちてきたというか。納得と思えたというか。難しい。語彙力がないとこういう真面目な感想を書きたいときに困りますね。

 

 

ここからは、ちょろっと、印象に残ったというか、クローズアップさせて思いを述べたいキャラクターを何人か。

 

・フリーダ・デリコ
→すごく大きな愛を持ってた人。最初出てきたとき、この人絶対嫌なタイプの人だ!とか思ってて正直すいませんでした(土下座)。スーに対しても、愛を持って接していたし、もちろん、自分の子どもたちのことも、夫のダリのことも。愛に生きた人だったけれど、自分もしっかり持っている人だった。人間とヴァンプの在り方について、根本的にはダリとは違う信念を持っていたけれど、その信念は自分のものって強く持っている人。でも、デリコ家に嫁いだ者として、ダリの妻としても立派に生きた人だった。母として、妻として、何より女性として、すごく強くて、立派に生き抜いた人だと思った。今わの際であんなこと言えちゃうのフリーダくらいじゃないですか…

 

・スー・オルセン
→ここで本編とまったく関係ない話をしてしまいますと、まず、わたしの好みドストライクのビジュアルだった…ああいう感じの女の子が大好きなんですよ…。美少女!!!!!!きゃわわわ!!!!!!!なんてきゃわいいんだ…っていうのが第一印象です。物語の鍵を握る子でしたねえ…。登場したときから、儚そうっていうか、幸薄そうな子だと思ってたので、生き残らないだろうとは思ってたけど、やっぱり最期は悲しかったし、べちゃべちゃに泣きましたね…ただ、哀しい子だったけど、愛した人の子を宿して、フリーダやダリから大きな愛をもらえたスーは幸せだったと思います。ウルという希望を意味する言葉を名付けられたことが、彼女の人生をよく表しているのではないかな。

 

・キキ・ワトソン/オズ・ローナン/アンリ・ガトー
→キキとマリーゴールドの関係性を匂わせるのはアカンやろ(号泣)。何気に好きな3人組でした。幸せになれないとは思ってたけど…幸せに生きていってほしかったなあと。オズとキキのシーンは泣きすぎて息が苦しかったです…。アンリは、結局、死ぬことはできなかったんですよね。オズの未来が見えてしまうって悲しいなあ…けれど、キキの未来に希望を見出せたことって、あの境遇の中で生きてきたオズにとっては本当に、心からの希望だったんじゃないかなあって思います。キキの子守歌も泣いたなあ…歌で人に涙を流させる力のあるめいめいはすごい人物だと思いました。アンジュルム卒業したときは寂しいと思ってたのだけど、めいめいの今後の女優人生が純粋に楽しみだと思えました。

 

歌麿/李春林
→最初に言っておきましょう。春林さんどちゃくそかっこいいんですけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!完全にわたしのドツボを刺してきた!!!!!!!!あの衣装もそうですけど、あの長い手足を生かした東さんの殺陣が!!!!素晴らしくてですね!!!!!!!歌麿と春林さんのコンビもとてつもなく好きでした…単細胞の歌麿に敬語喋りの師匠ってさあ…(ため息)。末満さんのそういう需要わかってる感な。普段は“歌麿さん”呼びなのに、自分を噛ませるときに「歌麿!!!!」って言うのずるくないですか…そういうの弱いからさ…めっちゃ好きです。ありがとうございました…。ダンピールは短命だから、覚悟は出来ていると迷いなく言える春林さんは強い人だなあって思います。まあ、あの台詞、完全にフラグじゃないですか…って思ってわたしは覚悟を決めたんですけどね…生き残るんかーい。わたしの覚悟を返してほしい…。ただ、どこかで見かけたのですが、春林さんは今回の次の任務でお亡くなりになるとかなんとか…そのお話詳しく!!!!!!って感じなんですけど、任務で死ぬってことは、最期まで春林さんはヴァンパイアハンターとしての人生を全うできたのだと、ポジティブに捉えたいと思います…。どこ情報なのかわからないんですけど、パンフとかなのかな。買えば良かった…素晴らしい出来ですよね、あのパンフ…。グッズ列がえげつないことになってたので諦めたんですけど。あ、春林さんのお写真は、複数回入る友人に頼んでちゃっかりお買い上げしました。

 

・ゲルハルト・フラ
→りょんくんさんの容姿が神すぎて、美しい人形かと思うくらいだった。圧倒的な美を前にすると怖さって増すよねっていうお話。わたしは超ウルトラネガティブ野郎なので、ゲルハルトのダリに対する複雑な心情や、フラ家という大きなものを背負っているけれど、その後継ぎを、自分の血を引き継ぐ子をなせないことの苦悩とか、大切に思ってた妻のことも、フラ家のことも、自分が立派に何とかしなければならないっていう重圧に苦しめられてる状況とか、だからこそ、“生まれながらの貴族”として気高く生きているダリという存在に対して、複雑な感情を抱いてしまうっていうのが、本当に痛いくらいわかるっていうのかな。ダリのようなカリスマ性がゲルハルトにはなくて、努力して、頑張ってきた先に、ダリみたいな存在がいたら、そりゃ拗らせちゃうよねって。わたしはダリみたいなカリスマ性とか人を惹きつけたりみたいな魅力のある人間ではないから、ゲルハルトに感情移入しまくってて、見ていて辛かったです。そして、TRUMPでのアンジェリコを思い出して、なんて哀しい子なんだろうって思ってしまいました。フラ家の人間っていうことに誰よりも拘っていて、それが彼のアイデンティティだったにも関わらず、真実は、アンジェリコはフラ家の人間と血は繋がっていないんだと思ってしまったら…。なんて悲劇で喜劇な人間だったんだろうって。TRUMPシリーズ見返すとき、アンジェリコを見る目が間違いなく変わるなって思いました。けれど、あそこまでフラ家の人間だとアンジェリコが誇らしくしていたということは、例え血は繋がっていなくても、ゲルハルトはフラ家の跡取りとして、自分の息子として、アンジェリコを育てたって思うと、それは良かったってことなのかもしれないですね。アンジェリコがあんな嫌味な奴に育ってしまったのは、育て方に問題あったとしか思えないけれど。そういえば、今回も悪友Nちゃんとご一緒させてもらったんですね。正直、あれだけの素晴らしすぎる容姿で、名家の跡取りで人の欲しいもの全部持っていそうみたいなゲルハルトが、実は〇なしってさ…。わたし得でしかなかった(真顔)。ありがとうグランギニョル。わたしの心の汚い部分がやっほーーーーーーい!!!って歓声を上げた。心のスタンディングオベーション。だって性癖なんだもん仕方ないよね(開き直り)。ただね、終演後の、あのラストで目を真っ赤にしてる中で言っちゃダメな雰囲気かなって、わたしの理性総動員で押さえてたんですよ。なのにNちゃんたら、「あの美しいりょんくんさんが〇なしって設定やばくね?」って普通に言いやがった。心の中で僕と握手!!!!!やっぱりこの人わたしの友人なんだなって心から思った瞬間でしたよね。Nちゃんとの友情も深まった気がしました(いろんな意味で)。

 

・ダリ・デリコ
グランギニョルのビジュアルが解禁されたとき、「若かりしダリちゃん美しすぎだろ、一体何がどうなってああなったし」とかふざけて言ってたんですよ。染谷さんのお顔が美しすぎるせい。でも、実際に舞台に立つ若かりしダリを見て、割と早い段階から、ああ、ダリちゃんはダリちゃんだ。何も変わってない、わたしの知ってるダリちゃんだ…ってストンと落ちてきたというか。グランギニョルという物語での主人公はダリだったけれど、ゲルハルトが苦悩と葛藤している中で、最初から最後まで堂々とブレずにいた人。ダリちゃんとか気軽に呼べないくらい大きな存在の人だなって思いました。そりゃゲルハルトも嫉妬入り混じって拗らせちゃうわってくらい、カリスマ性に溢れてる人。いつも堂々としていて、自分の信念を曲げずにいた人。“生まれながらの貴族”ってゲルハルトも言っていたけれど、彼のような人を、本当に気位の高い人って言うのだろうなって思って見ていました。フリーダも大きな愛を持っていた人だったけれど、ダリもそう。たくさんの愛で周りを包み込んでいた人だったんだなあ…。ラストのウルを抱くダリの姿を見て、デリコ家の当主としては勿論、貴族として、フリーダの夫として、何よりウルの父親として、本当に立派な人だと思いました。ダリの愛は一見わかりづらいけれど、ダリはスーのことも、フリーダのことも本当に、心から愛していたと思えました。不器用だし、わかりづらいけれど、優しい人。スーのことを大切に思っていただろうし、フリーダを妻として愛していたからこそのラストだと思います。結果的に、TRUMPという作品でウルはああいった道を進んでしまうけれど、死の恐怖に怯えながらも、TRUMPという絶対的な存在に魅入られ、囚われたのは、ウルにとって死の恐怖に抗う術だったのかなと思うと、ダリのかけたイニシアチブもしっかりとウルの中に生きていたんだと思います。ウルの最期を考えると哀しくて虚しくなってしまうけれど。ダリの願いにも似たあのイニシアチブに意味がなかったとは思えないラストシーンだったなあと。あのイニシアチブは、わたしの勝手な思いですけど、残酷な運命を背負わされたウルと同時に、そんなウルを1人で息子として育てていく自分への戒めにも似た何かなのかなって思えました。静かなラストでしたけど、染谷さんの美しさ大爆発でしたし、静かだからこそとても良いシーンで。なんて美しいシーンなのだろうって今でも思い出せるくらい、本当に綺麗だった。

 


それにしても、TRUMPシリーズを見ていると、
観客として、TRUMPであるクラウスや、クラウスによって不死の存在となってしまったソフィが辿る運命がどんなに過酷なものかわかっているからこそ、余計に辛いものがありますね。TRUMPって一体何なのだろうと思います。

 

“死ぬのが怖い”って感覚は、人間として、生きているものとして持つ感覚としては、当たり前のものなのかなって思うんですけど。じゃあ、本当に永遠に死ねない存在になったとしたら?

不死である“TRUMP”という存在にヴァンプたちが魅入られ、取りつかれ囚われてしまうのは、彼らにも“死”というタイムリミットがあるからなのでしょうね。

 

彼らが憧れているのは、“死なない存在”であって、“死ねない存在”ではないのではないのかなって思います。たった1文字の違いだけれど、わたしたち観客は、“死ねない”ことの辛さや喪失感、絶望感というものが一体どれほどのものなのか知ってしまっているから。
だからこそ、余計に、グランギニョルの中で死んでいったスーやフリーダに対して、彼女たちは幸せだったんじゃないのかなって思えるのかもしれないです。

 

シリーズを見れば見るほど、“不死”ってなんだろうとか、“TRUMP”という存在への恐怖が深まる気がします。
自分の死生観も揺るがされそう。

 

今回のグランギニョルを見て、またTRUMPから見たら抱く感想が変わるんだろうなって思いましたし、
本当に奥が深い作品だな、と改めて思いました。

 

 

珍しく真面目な雰囲気で終わっておこ。ナルステの感想もポチポチしてるので、観劇予定のないうちに上げます!

からだがかってにうーごーく!

ご機嫌いかがでございましょう。

本日も素敵な推しライフは過ごせておりでしょうか。

 

改めて、以前の記事でお分かりかとは思いますが、

學蘭歌劇『帝一の國』-大海帝祭-

に、行ってまいりました!ここまでキチンとした記事を書くつもりはなかったんだけど、推しくん誰かバレるし(多分もうバレてる)。でも、あまりに楽しかったので、自分用の記録として残すことにしました。グランギニョルは?ナルステの感想は?って思ってくれた奇特な方がいてくれたら、わたしのこんな雑談みたいなものを待ってる人もいるのかと嬉しくなるけれど、それも絶賛執筆中だよ(ちょっとブロガーっぽい勘違いしてみた)!

 

大海帝祭、ありがたいことに、2回見ることが出来ました…圧倒的感謝。

くそという総評の2階席も体験しましたよ。まじでくそだなって思った。わたしは幸運なことに、1回目が2階席、2回目が1階席だったから我慢も出来たけれど、

1回しか参加しない人とか、推しがいる人にとってはまじで1階席に飛び降りたい勢いのくそっぷりだった。先行で出されてたら怒り狂うレベル。

まあ、青年館の悪口についてはさておき、ちょろっと感想なんかを。
中身はないけど、セトリとかガッツリとネタバレしておりますので、その辺はご容赦くださいませ。 いつものことだけど無駄に長いよ!

 

 

・「これが戦争」
…あああああああ帝一だあああああああってなりました。

以前書いたことがあるかと思いますけど、わたしが帝一の國を観劇したのは最終章のみです。
1章は友人Nちゃんに鑑賞会を開催してもらって、2章は配信で見ました。
こういうニッチなとこ責めてくる感じがたまらなくドはまりしてしまって、dアニメストアで狂ったように見てます。
楽しい。帝一の國はいいぞ…
どの曲もやっぱり大好きだけど、1章のこの曲から學蘭歌劇『帝一の國』という作品が始まったんだなあって思っていたので、わたしの見たかった光景が…遂に…生で見られた…!!!!!!大興奮しておりました。
これ言うと、わたしの推しくんが誰か絶対ばれるし、ばれてるとは思いますが、絶対に名前は出さないスタイルを貫くつもりなので、今回も出さずにいきますが。推しくんは最終章のみの出演だったので、今回、誰よりも覚える曲数が多かったのかなって思います…けど、1曲目から「推しくんだ…久方ぶりの推しくんだ…あああ生きてるよ踊ってるよかっこいいよ!!!!!!!」って感動の涙を流しておりました。推しくんの存在まじプライスレス。推し(という存在)は(ファンの)世界を救うんですね。

 

・茶番MC。“勘違い”しまくりのいい歳こいた大人たちががんばってアーティストぶってるの最高にかわいくないですか!!!!!こんなこと思えるっていうか、それをゲラゲラ笑いながら見てる客席のわたしたちも多分、相当な“勘違い”野郎ですね。正直めっちゃすき。

 

・「未来をつくりだすのは僕らなんだ ここに勝利の旗をかかげろ」
…この曲、ほんとに大好きで、ほんとにかっこいいなって思うんですよね~~~~~。曲の終盤で、オールラウンダーズが旗を翻した先に現れる1年生(と菊間)が最高にかっこいい!!!!!!あのパート大好きです。ダンスも何もかもかっこいい。ひたすらかっこいい。
わたしの中の帝一の國の始まりになった曲だったので、歌ってくれるとは思ってたけど、やっぱり嬉しかった。

 

・「生徒会長になる僕は」「まずはルーム長になる僕は」
…オールラウンダーズの動きがほんとに好きすぎる。
2回目はNちゃんと連番だったんですけど、Nちゃんはこの曲で帝一にドはまりしたから…って感慨深そうに、嬉しそうに語ってた。
「あと顔?」の帝一くんの表情が好きです。

 

・「僕の夢は僕の国」
…立ちションシーンを「なつかしいね」って言い合う帝一くんと光明になんだか感慨深い気持ちになりました。全体的に光明の様子がおかしい(帝一くん談)。三津谷さんはいつ見ても「かわいいね~~~~~好きだよ~~~~」ってなれる。安心安定の三津谷亮

 

・「大鷹弾のテーマ」
…わたしのテンションが1度振り切れました瞬間。何だあれ。妖精さんって何だあれ(2回目)。妖精さん推しくん衣装がだせえ…かわいい…ってなってた麻薬かよ。1回目見たときの佐藤大先生は目が死んでるverで「消えたいです」って言ってた(うろ覚え)けど、2回目の時はめっちゃキラッキラのお目目だった。かわいい。妖精さんかわいい。この曲聞くと、妖精さんの合いの手が脳内で再生される病気なんですけど、「It's so possitive,HAHAHA!!!!」は流石に言えなかった。極端に無念。

 

・映像出演の帝一パパが自由すぎる。本編も自由だったけど、パパは最後まで自由でしたね。映画ネタにもガッツリ触れてくるよ!

 

・「父から息子へ~そしていつか~」「ここで待っている」「振り子の君」
…美美子ちゃんがまさかのダブル出演。「ぶっちゃけどっち??」とかアカンとこ責めすぎててもうなんかカオス。それでもゲラゲラ笑える客席もカオス。そっからの「振り子の君」の流れが最高だなって思った。

 

・「ヒムローランドへようこそ」
ジャスティンさんは全てにおいて全力すぎて好き。いつまでも骨折ネタで駒先輩(というか細貝圭ちゃん)を弄っていくスタイル。嫌いじゃない。公式が永遠に弄る弄る。最後まで弄り倒す。12日だったか、顕作さんが今後15年はこのキャラでやっていかせるって言ってたもんね。すきだよキリンさん。

・ひーむーろっ!さすがは我らの堂山会長でしたね。ここでも弄られるいそがいもとい細貝の圭ちゃん。

 

・「堂山会長に気に入られたいから」
…本田くんのせてぃがマジでかわいくてな~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!一緒にあのダンスできたの楽しかった。
全力で\気に入られたーーーーーーーーーい/って出来た。楽しい。

 

・森園億人様が出てきたのがいつかまじで記憶喪失なんだけど、2回目見た時に、森園先輩が出てきた瞬間に画面に向かって手を合わせるNちゃんとわたし。※森園先輩はNot蒜山様です。サンシャイン森園と35億は日替わりで違うの???両方見れて幸せしかなかった…ありがとう森園先輩…好きです…

 

・「クラスメイト」
…夢島玲ちゃんの親衛隊になりたい人生だった…。れいちゃーん!!!ってアイドルばりの客席。よくわかっていらっしゃる。ありがと~~~~、ありがと~~~~~う。玲ちゃんがいなくて寂しいんだぜっていう爆撃を投下するりゅじ大先生は流石ですね。よくわかってる。まんまとぴぎゃああああああああされたホイホイ。

 

・「もしもぼくが天使になれたら」
…年末によく見るお着替えのやつ。推しくんの毘沙門天様の真似が地味に上手くてかわいい…ってなってた。2回目見たときに、通路席ではなかったのですが、推しくんの毘沙門天様の毘沙門天様を隠してたタオルがひっぺがれちゃってね、焦る推しくんがくそかわいくて爆笑してたら、背中見せて毘沙門天様やってくれたよ…ファンサ神対応すぎません???やだ、わたしの推し…かわいすぎ…正直、客席がカオスすぎて推しくん以外わけわからんことになってた。間近で見る野々宮くんがでかくて軽くびびった。ジャスティンのお顔が整いすぎてて直視できなかった。カオス。にゃんにゃんしてくれる光明ドールまじ光明ドールだったわ。さすが安心安定の三津谷亮。文字通り天使になった森園先輩をこの目で見るまでは死ねないなって決意を新たにしたのでした(完)

 

・顕作さんの独断場。\けんさく~~~~~/の歓声が上がる。観客もプロ。

 

・「Let me fly」
…衣装変わりました(ドヤァ)がかわいい。推しくんのドヤァ顔が微妙に不細工でかわいいんですよね~~~~
曲は言わずもがなのかっこよさ。推しくん、この曲大丈夫かな、ついていけるかな、ってモンペみたいなこと思ってたけど、立派に先輩方についていってたよ~~~~~~~~(号泣)

 

<帝一メドレー>
・「ティーンズライフ」
…チキボンの曲。あんなにお顔の整った市川くんにあの動きさせるってすごいことだよね。めっちゃいい腰だったけどさ。とりあえず、めっちゃガン見しといた。

 

・「ゆずるじゃないよ慎之助だよ」
…まんまやないかーいな曲名だった。初代から2代目になるまでに羽入くんに何があったんですか…整形でもしたのかな(すっとぼけ)

 

・「キクマ・ド・サドのテーマ」
…後ろで菊間にいたずら描きする推しくん(ばれてるけど絶対に名前は出さないスタイル)とりゅじ大先生がかわいすぎた…あの2人で並んでると、ちっさいものクラブみたいでかわいくないです???基本、お腹に描いてたの大先生だったけど、キラッキラの笑顔でいたずら書きするクソガキみたいでかわいいなって見てました…1週間前までサスケやってたとは思えなくて。こういうの率先して出来ない子の推しくんいい子。かわいい。りゅじ大先生と2人でこそこそしつつくすくす笑い合ってるのがかわいすぎて殺されるかと思った…(注:わたしにショタ属性はありません)

 

・「抱かれたアタシ」
…さっきまでクソガキ(誉め言葉)みたいなことしてたりゅじ大先生がハゲヅラアゲインして下さるとは思ってなかったです。汚れモブみたいなキャラもたくさん出てくるし、本編でいろいろやってたけど、こんだけの人気者になってしまってもハゲヅラ被ってくれるんだね…NGじゃないんか…って思いながら、キレッキレにムード曲ダンスするハゲヅラを眺めてました。

 

・「シルク・ド・キクマ「セカイノオワリ」」
…坊主の蒜山様が登場した瞬間に湧き上がる観客。訓練されすぎじゃないです???みんな信者かな???わたしもぴぎゃあああああしたけど。いつの間に入信してたのかな????

 

・「マヨネーズ皇国」
…最終章を見に行ったときのことを思い出してましてね。この曲めちゃくちゃ好きなんですけど。いろいろぶっ飛んだ舞台だって知ってたけど、まさか推しくんがマヨネーズの被り物して客席でマヨネーズ配り歩く姿を見ることになるとは思ってもみなかったよね(白目)。今後の役者人生で、マヨネーズの被り物をするなんて機会は二度とないと思っているので、推しくんの貴重な姿を見られた帝一の國という作品に感謝したいなって思いました!!!!!!キンブレ使って、マヨネーズ打てたの楽しかった。しかし、市川くんという大変顔面の偏差値の高い子に「マヨネーーーーーーーーーーズ!!!!!!」とか何言わせてんだって冷静になって思う。

 

・「サンキューユアウェルカム」
…弾くんと野々宮首相の後ろでわちゃくちゃしてる小さい子たちがかわいい。最後列のりゅじ大先生と推しくんの動きが忙しすぎて歌どころじゃなかった(爆笑)。途中、首相に追い抜かれてませんでした???

 

・「ティーンズライフ reprise」
…カオス空間再び。チキボンがキレッキレの大先生の横で、いまいち吹っ切ることの出来てない推しくんがかわいかった。キリンさんは来ると思ってたよね。来たよね。悲壮感しかない圭ちゃんの顔がツボすぎて爆笑したわ。メドレー笑いすぎて疲れたわ。

 

・「はだか太鼓」「マイムマイム~はだか太鼓」
…尻太鼓でお尻出す気があるのかないのかわかんないけど、出せてない推しくんかわいい。一瞬見えた尻はプリッとしててかわいかった気がする。もう推しくんなら全部かわいい。推しくんの尻が見えないか悪戦苦闘してた記憶しかないんだけど、ジャスティンが全力すぎてケツが真っ赤になってたのは覚えてる。あと、あのHAKUEI様の麗しい御手にイケメンの尻を押し付けるという罰ゲーム(※我々的にはご褒美)やらせるのがさすがすぎて。Nちゃんと帰り道で、今の若者にロマンスが通じるのだろうかって話をしてたんだけど、めっちゃ世代直撃なわたしたちが勝手にBBAを自覚してしまってへこんだ。自虐プレイ。
大先生がお尻NGなのは事務所的なアレなんですかね。はてブにも数多くいるであろうファンの方に殺されそうなこと言うと、正直、1回目見たとき、りゅじ先生、痔なのかな?とかいらんこと考えてしまった自分を殴りたいですね。
マイムマイムはとにかく楽しかった。からだが勝手にうーごーく!

 

・いつのタイミングだったか忘れちゃったけど、Nちゃんがもっともテンション上がってたのは、HAKUEI様の登場だった気がする(ゲストだって知らなかったらしい)。いや~~~~、相変わらずお若いですねHAKUEI様。「日本」が生で聴けたのが最高に嬉しかったし、幸せだと軽率に思った。あんなカオスな空間にHAKUEI様がいるってまじでカオス。

 

・突然の泣かせる演出。そういうのやめろ泣くだろ(素直)。特に、2回目見たときは、これで最後なんだなって思ったら、なんか泣けてきたよね。散々ゲラゲラ笑わせておいてこの演出はずるい。

 

・「影をあつめて~Give your smile~」
…この曲でわたしの涙腺のダムが決壊したよね。最終章で帝一の國という作品に出会えて、今回の大海帝祭でまた会えるんだって喜びと同時に、こんなに楽しいコンテンツにもっと早く出会っていたかったって思った。3年間、ずっと応援するファンでいたかったな~~~~~。舞台から知った作品だったけど、こんなにドはまりしちゃった作品って初めてで。dアニメストアで3作品何回見たよもうDVD買えよってくらい好きになった作品で。わたしにそのきっかけを与えてくれた推しくんの存在に感謝しかなかった。口パクだと意外と下手に聞こえないんだよ!推しくんの歌!!!!!って言いたい。

 

・「ぼくにだってわかっている」
…森園億人様のパートが推しくんになってて泣いた。ありがとう…推しくんがソロのときは(例え口パクであろうと)祈り倒すマンなので、今回もずっと祈ってた。がんばったね、推しくん。

 

・「君はひとりなんかじゃない」
…ラストでこの曲持ってくるってさすがですよね。ライブ感があって。どストレートな歌詞が好きです。日々を鬱々と過ごしてるわたしみたいな人間にはすごく刺さる歌だなって改めて思いました。

 

 

<アンコール>
・「ぬすんだバイクはかえそうぜ」
…諸事情でCDに入れられなかった曲。大先生が小さいせいか、バイクっていうかチャリンコにしか見えないあのフリがすごく好きで、サビのズッコケ感も大好きだった曲だったので。1年生メドレーのためだけに、配信全曲DLしましたもんね樋口さんが犠牲になったけど、そのくらい1年生メドレー聞きたかったんだもん。「ぬすんだバイクは?」\かえそうぜーーーーーーーーーー!!!!!!!/のコール&レスポンスが全力で出来て良かった。悔いはありません。

 

・「遠く」
…この曲ほんと好きなんですよ~~~~~~~(お前好きな曲ばっかだなってツッコミはなしで)。アングラみたいな舞台のくせに、こういう青春みたいな曲あるのってずるくない????映像出演組のソロでちゃんと映像で出てくるのとか、今回の、大海帝祭の集大成!みたいな感じがもうダメ。BBA涙腺弱すぎだからすぐ泣いちゃうんだよ~~~~~~

 

・「すみれ、ばら、こちょうらん」
…ああ、帝一の國のラストと言えば、みたいな感じで、わたしの『帝一の國』が、大海帝祭が終わってしまうんだ…って思って、涙で視界がブレッブレでした。ありがとう帝一の國。ありがとう大海帝祭。

 


自分用のまとめだったので、長いだけで中身のないレポにすらなってないですが。
楽しかったな~~~~~って思ったら、全然言葉がまとまらないグランギニョルやナルステよりスラスラ文章に出来ましたので、とりあえず先にこれを上げようと思いました!

 

 

 

大海帝祭はここまで。お別れですが。

またいつの日か、彼らに会えること、願っています。

また続きが出来ること、願っています。

ご機嫌いかがでございましょう。

素敵な推しライフは過ごせておりますか?

 

久方ぶりに、本当に本当に、本っっっっっっ当に久しぶりに、推しくんに会いに行ってまいりました。

お祭り騒ぎでした。とても楽しかった。幸せな時間でした。ありがとう。

 

久しぶりに会う推しくんは、体つきが大きくなったような気がしました。でも、わたしの大好きだった彼の笑顔は変わらず素敵なままでした。

 

ダンスや歌も、他の出演者の方より覚えなければならないことも多かったと思います。稽古、きっと大変だったろうなって思いながら、必死に周りについていっている姿をずっと見つめてました。かっこよかった。周りの自由さに戸惑う歳下っぽいところとか、無邪気な様子とか、必死な表情で食らいつこうとしてる姿とか。舞台上で、客席降りで輝く推しくんを見て、上からみたいな表現ですけど、立派だなって。わたしより全然歳下の子なのにね。

 

久しぶりに、何にも考えずにギャーギャー騒いで、キンブレぶん回して、一緒に踊ってゲラゲラ拍手出来て、めちゃくちゃ楽しかったです。

「僕らの勘違い」って彼等は終始言ってましたけど、そんな勘違いにゲラゲラ笑って楽しめる我々も、頭のネジが外れてる勘違いしたおたくたちだなって。何か勘違いした奴等しかいないあの空間が、わたしにはとても心地よくて、本当に楽しすぎた。すきすぎる。

 

何より、推しくんがとても楽しそうで、楽しそうに笑ってる姿を見ることが出来て、わたしやっぱりこの人が好きだって思った。(ほぼ口パクだけど)歌って一生懸命ダンスしている姿も、楽しそうに笑ってる姿を見て、輝いてる推しくんを見せられてしまったら、たまらなくこの人が好きで、勝手すぎるけれど、わたしはまだこの人のファンでいたいと思ってしまった。純粋に、彼の演技が、舞台上に立つ彼の姿をもっともっと見たいって改めて思いました。

次にいつ会いに行きます!とも言えないような存在で彼と、彼のファンの方にも本当に申し訳ないですけど、自分勝手だけれど、これからも彼がわたしの推しだと言い続けたいっていう気持ちになりました。

 

推しくんに出会えてよかったです。

必ずまた会いに行くので、これからも舞台の上で、わたしの大好きな笑顔で輝き続けて下さい。ありがとう。

 

カンパニーの皆さんもお疲れさまでした。

次はアリーナかツアーかな?って、まだまだ続く彼等の勘違いが現実になりますように。

これでサヨナラだというのは勘違いじゃありませんように。

 

勘違いしたファンは、いつまでもまた貴方達に会える日を待ち続けています。

ちょっとした備忘録のつもり。

暑かったり寒かったり訳わからん夏ですね。電車の中がいつもあんなに寒いのは何故なんだWhy?観劇癖のせいで羽織ものは毎日カバンに忍ばせてるけれど、羽織ったところで寒いもんは寒い。平然とノースリーブ着てる女性とか見ると同じ女性とは思えないですね。

同じ女性とは思えないと言えば、ナルステの綱手様の方のおっぱいがやばくてすごい。すみません、あまりの衝撃に語彙力が低下してしまいました。おっぱいの「ぉ」くらいしか存在を主張してないわたしのそれとは別次元が繰り広げられてましたよね。わたしのおっぱいが一応、3次元として分類出来るなら、あれは4次元とかいうレベルじゃなかったで……

 

そんなこんなで皆様、ご機嫌いかがでございましょう。本日も素敵な推しライフは過ごせておりますか。

 

2017年のわたしにしては珍しく、7月後半はいろいろと観劇してきたものがありまして。分類としては2種類しかないのですが。冒頭で長々とおっぱいについて語ったのでお察しかと思いますが、まあ、ナルステの東京凱旋公演に行ってまいりました。

ナルステのことも、東京公演に関してはコイツ、イタチさんしか見てないなってことがバレバレの文章でしたので、リベンジを!と宣言もしてましたし、観劇した作品の個別のものは後で必ず書きます!という自分への戒めとして。詐欺師扱いされたくないからね!仁王くんは大好きなんですけど(どうでもよすぎる情報)!

ということで、今回は観劇記録を少しだけ。記録っつっても種類は2種類です!!!!!!大事なことなので声を大にして2度言いました!

 

2017.07.29(土)

ピースピット2017本公演『グランギニョル

→言葉に表現するのがとても難しくて、ポチポチしては消して、を繰り返しております。が、感想として書き残したいと心から思える作品だったので…必ず書き上げます!という宣言をば。残念ながら1度しか見ることが出来なかったのですが、連日とか絶対無理だわ…って確信しましたね。1つだけ言いたいのは、わたし個人の意見ですが、あの結末がとても、とてつもなく好きです。ということだけ。今はね。

 

2017.08.02(水)

ライブ・スペクタクル『NARUTO〜暁の調べ〜』

→(暗黒会社なもので)あるんだかないんだか存在が曖昧な有給を1つ攻撃表示で召喚!上司へダイレクトアタック!!して行ってまいりました!よ!!東京公演で見たい見たいと騒いでいた景色を見ることが出来ました。おたくって我が儘なもので、「この景色見なかったら一生後悔する無理」って思ってたのに、見れたら見れたで「しんどい無理」ってなっちゃったから、わたしは多分しんどい病っていう不治の病に冒されてるんだなって思っておくことにします。ワンチャン表情拝めるんじゃね?とか軽率にライビュも行くことを決意した公演でもありました。泣きすぎてミイラになるかと思った。

 

2017.08.05(土)

ライブ・スペクタクル『NARUTO〜暁の調べ〜』

NARUTOの「な」の字もわからんっていう職場の先輩を召喚し、2.5次元デビューさせてやったぜ(ドヤ顔)。アイアのトイレに入らせなかったことに帰宅してから気づいて死ぬ程後悔してる(※皮肉です)。職場の先輩にとって、2.5次元デビューという記念すべき公演になったわけですが、カテコの挨拶がイタチ役の良知さんという奇跡に、わたしにとっても記念となった公演なのでした。挨拶の言葉が素晴らしすぎたから、本当に鳴りやまない拍手(注:良知さんのカテコ挨拶での十八番です)になりましたね。素敵なお姿をありがとうございました。

 

2017.08.06(日)

ライブ・スペクタクル『NARUTO〜暁の調べ〜』大千穐楽ライブビューイング

→アイアでは基本的にイタチさん定点〜野鳥の会〜を開催していたので、初めて気づくことも多かったです。そして、またもやカテコの挨拶での良知さんのお言葉に感動し、映画館で感激の涙を流しました。ライビュだったけれど、行ってよかった…強いて言えば、わたしのお隣の席の方が途中でイビキかいて爆睡しだした瞬間だけは、首でも絞めてやろうかなって殺意が芽生えましたが。

 

悔いはないって思ってますし、今は本当に素晴らしい観劇週間を過ごせて、幸せと充足感でいっぱいなんですけど。

挨拶であった、“いつか”を待ち望んでしまいますね。良知さんがイタチさんを演じて下さったから、わたしはトラウマ(大袈裟すぎる)を乗り越えられたし、イタチさんの死というものを、やっと、当時はクソガキだったわたしが、イタチさんの生きていた期間を追い越しに追い越しまくって、やっとね、受け入れることが出来たのだと思います。更にイタチさんという存在が大好きになりました。

 

そんな感じで、個別の感想は、グランギニョルとナルステの総括という形で上げようと思います。

半年記念日。

どうやら、このブログを開設してから半年が経ったみたいです。

はてぶろさんは律儀な方ですね。わたしは記念日とか普通にスルーするクズ野郎なので、お付き合いすると愛想尽かされそう。

 

こんな社会の底辺に位置する人間でも、舞台おたくって名乗りたいし、若俳おたくって思っていたいし、ガッツはないけれど、推しくんのことは語りたいんじゃい!って思って、

それと、いろいろな物事を整理したくて始めたブログですけど、1人でもこんな拙い文章を読んでくれてる方がいるってことが、とてつもなく嬉しいです。スターなんてわたしが一方的に付けるだけのものかと思ってたら、皆さんにも標準装備されてるんですね…驚きだぜ(某白い鶴の人参照)

 

半年経って、この記事の数が多いのか少ないのかはわかりませんが(きっと多分メイビーいや絶対に少ない)、人には人のペースがあるのでっていう言い訳を残しておきますね。

 

普段もふらふらとだらけて生きているわたしですが、文章にも、ブログにもそういうのって出るんだな…(小並感)って、この半年で嫌と言うほどわかりました。

わたしはこんなわたしのまま30年近く生きてきたので、今更キビキビしたスーパーキャリアウーマンみたいな、ブルゾンちえみさんみたいにはなれないと思うのですが、とりあえず半年、続けることが出来たのは、読者登録をしてくださった貴方、スターをつけてくださった貴方、そして何より、こんな最下層のブログまで足を運んでくださった貴方のおかげでしかないです。

 

世の中には、こんなに現場から遠ざかっても推しくん!今日も世界一かわいいよ!!!!とかガッツもなくゆるゆると生きてる底辺もいるんだなって、“推し”と呼べる存在がいる皆さんには、自身のことを誇りに思って欲しいなって心から願っています。

これからも素敵な推しライフを…!

 

こんなブログですが、これからもよろしくお願いいたします。

OMGな話。

またまた、お久しぶりでございます。

素敵な推しライフは過ごせておりますでしょうか。

 

わたしは特に観劇の予定もなく、ぼんやりしてたら7月も半分終わってたし、ぼやぼやしてたらTDCでは暑い夏がスタートしてたし、刀の舞台やバスケ舞台は千秋楽が終わっていたよまじかよ。

 

3rdシーズンの黄色の学校の評判もちらほら耳に入っております。が自分の目で確かめるガッツと精神力とモチベーションがなかったせいでチケットがない(おまけに金もない)ので、観劇するかどうかはわからないです。趣味を充実させる(チケット戦争やらグッズ大量購入)ために仕事やってやらあ!みたいなガッツと精神力があるって素晴らしいことだなあって最近心から思うんですよね。わたしは今、そういうモチベーションを維持出来てなくて、心がボッキリと折れている状態なので、そういう人たちを見てると羨ましいなあって素直に思います。心が折れちゃったのは、推しくんのせいでも、舞台への熱が失くなるきっかけがあったわけでもなくて。ただ単に、わたしの体力と体調と、後は仕事面でのメンタル的な問題なんだけど。仕事は仕事で、金を貰うために働いてるんだってずっと思ってたし、今でもその考えに変わりはないんだけど。体調が安定しなくて、推し活すらままならなくなった瞬間に、わたしは何のために仕事をしてるのかが急にわかんなくなっちゃったんですよね。推しくんのためにお金を稼いで投資するんだ!その為にわたしは仕事がんばるんだ!って思ってたし、今もそう思ってる筈なのに、なんだか心と身体が分離してるような感じ。身体が言うこと聞かないから精神的にもそれがもどかしくて苛ついて、私生活が充実出来ないから、仕事なんて勿論楽しくもない。

推しくんさえいれば、仕事は辛くてもいくらでも頑張れるって前は思ってたけど、わたしにとってはそうじゃなかったみたいです。我慢とか諦めを覚えていくのが大人なのかもしれないし、社会に出ていく上で必要なことなのかもしれないけれど。わたしは、そんな風に、上手に職場の人と付き合うことも出来なくて、職場での自分の立ち位置とか、居場所みたいなものを確保出来なかった。趣味を充実させるためのお金が必要で、その為の仕事ならいくらでも頑張れるっていうガッツが、わたしにはなかったみたいです。そんな自分が悔しくて情けなくてたまらなくなるし、どうしてもっと頑張れないんだろうとか、何でもっと上手に立ち振る舞いが出来ないんだろうってほんとに思うんだけど。わたしの職場はそんなに厳しくはないし、ぬるま湯みたいな人間たちが、ぬるま湯みたいに上辺だけ仲良しごっこを繰り広げてるみたいな場所だから、わたしより遥かに大変で、過酷な環境の中で、何とか時間を作って、推し活してる人もたくさんいるってわかってるんだけどね。自分が駄目な屑野郎すぎて、友だちに会うのも恥ずかしいし、こんな自分が社会に存在していることが恥ずかしくなります、たまにだけど。「死にたい」とは思わないし、そんな大それたことが出来る程、わたしはすごい人間じゃないんだけど。仕事は辞めたいし、今の生活を全部ぶん投げて、どこか遠くに行きたいって思う。実際そんなことできっこないし、する勇気もないから、わたしは今日もただなんとなく自分の席に座ってるんだけど。

仕事は辞めたいって思うけど、辞めて暫く遊んで暮らせる余裕なんてないし、そんなわたしを助けてくれる奇特な人間もいないし。たまーにだけど、自分がほんとに、社会っていうか、世の中っていう枠組みの中から疎外されてるような気持ちになる時があります。仕事なんか辞めたら、それこそ、わたしは完全に社会の循環の中から外れてしまうんでしょう。実際にそうなってしまうことが怖いから辞めたくても辞められない。何とか毎日ぶっ倒れそうになりながらも身体を引きずって、職場に行くことで、わたしはまだ社会の中に存在出来ているんだって、虚しい達成感で満たされています。

我ながら文章書いてて、病んでるって思うけどさ。酷いな。でも、こんな風に、ふと急に、自分の存在意義とか、社会と自分の関係性とか、みんな考えて、不安と恐怖に駆られたりすることってないですか?わたしだけ?わたしが病んでるからそんな孤独感に悩まされているのか?って疑問に思ったので書き殴ってみたんです。因みに、ここまでの病んでるアピール、タイトルとは全く関係ないんだなあ…ここまでの話は前置きです。いつものことだけど、話が長い。長い上に纏まりがないし中身もない。仕事出来ない人間の話ってそうだよねって、今土曜にやってるドラマで松岡茉優ちゃんが言ってた。その通りだと思うし、あのドラマの夫がわかる&わかるすぎて見てて辛い。けど見ちゃう。

 

さて本題です。

推しくん”ともはや呼んでも良い存在なのかアカンでしょ…くらい、現場からは遠ざかった生活をしているわたしなんですけど、そんな推しくんのお仕事がまたまた決まったんですね。去年もお仕事たくさんだったけど、今年も仕事あり過ぎて、ネットから遠ざかると把握しきれないくらい、たくさんお仕事してるんですけど。

わたしにとっては、とても嬉しい、喜ばしいお仕事が決まりました!!!!!!おめでとう推しくん(号泣)

お歌が微妙だと有名な推しくんが、こんな面子の中で大丈夫かよ…って不安と、先代キャストが美しすぎたからキャラクターファンに残念がられるのでは…みたいな余計なお世話すぎる心配もあるけれども。そういうのは1度、頭からすっ飛ばして、素直に、こんなに大きい作品に出演が決定したことを、喜ばしく思います…良かったねえ、推しくん………!!!原作も好きだし、アニメも勿論見てるし、舞台シリーズも好きで観劇してた作品だったので、そんな作品に、まさか推しくんが関わることになるなんて思ってなかったので…あの、ほんとに嬉しいのとびっくりなのとで……ちょっと心の整理がつかないんですけれども………どうしよう、どうしよう嬉しいなあ、やっぱり。そして、推しくんはやっぱりすごい人だ。わたしなんかよりずっと歳下だけど、すごい人(語彙力)。現場からは遠ざかってるけど、やっぱり好きってなってしまったし、決まるお仕事にはいつもおめでとうって思っているよ。けど、今回はちょっと特別すぎた。情報が解禁になって、びっくりしすぎて変な声出ちゃったもの。動揺しすぎて手も身体も震えるし、歓喜の涙が出そうになるし、ちょっと仕事どころじゃないんだよねっていう(仕事しろ)。

推しくんのお仕事はどんなお仕事でも、おめでとうって気持ちと応援する気持ちだけはあったつもりだったのだけれど、久しぶりに、今年1番と言っても良いくらい、モチベーションが上がったお仕事だったのでした。あの盛大な前振りは一体何だったんだって感じだけど、とりあえず来年も生きねばって思えたよ。ありがとう、推しくん。わたしの心がこんなに揺れ動かされたのはあなたのおかげです。いつだって、わたしを前向きな気持ちにさせてくれるのは推しくんの存在だなって改めて思ったよ。これだからおたくってちょろい生き物だなっていうね。めでたしめでたし。

 

ちょっとものすごく気が動転してしまって、いてもたってもいられなくなってしまったので、これは文章にでもしないと落ち着かないわって思ったけど、文章にしてもやっぱり落ち着かなかった。推しくんという存在に出逢えたわたしってとてつもなく幸福で、ありがたいことなんだなって実感した瞬間だったのでした。

「焼肉」という単語が地雷になった事件

作品を見た、ファンの方なら察してくれるでしょう……。

はい。

メサイア外伝-極夜 Polar Night-」を見て参りました。見て、しまいました………。

 

暫くしんどいbot化不可避な作品でした。ちょっといろいろと心の整理も出来てないし、謎が深まった部分もあり、消化不良な部分もあるんだけど…もう1回劇場に足を運ぶという暴挙には出られそうもないので、とりあえずですけど、ここに、感想のような…あの人への、あの2人へのわたしの思いを、吐き出そうと思います……。

感想じゃねえぇえええええ!みたいな文章ですが、あの2人の話題に触れるということでネタバレも結末にもガッツリ触れてます。というか、今回の記事タイトルが既にネタバレだよ!っていうツッコミは大いに歓迎します。いい店探して予約しなくちゃ…(傷を抉っていくスタイル)

 

今回の外伝製作が発表されて、キービジュアルやら予告やらあらすじやらが明らかにされていく度に、もう公式が煽ってくるスタイル全開だったので、正直言うと2人の結末というか、最悪の展開みたいなものはずっとずっと覚悟してました。そもそもオリジナルキャラクターだし、2人はメサイアでもサクラでもなければ、チャーチの人間でもないですしね。

メサイア歴はそんなに長くはないのですが、いついなくなってもおかしくないっていうのかな。なんとなくですけど、メサイアという物語が終わる、その最後まで生き残るキャラクターじゃないなって思ってました。2人ともね。なんかそんな雰囲気あるじゃないですか。

メサイアという作品には、わたしの推しくんは出ていなくて(メサイアを知るきっかけになった存在は元推しですが)、なので、特別思い入れのあるキャラクターだとか、めちゃくちゃ好きなメサイアコンビがいた訳ではなかったんです。三栖と周の2人に関してもそう。魅力的すぎるコンビだけど、そこまで特別かって言われると返答に困る…そんな存在だって思ってたんです。

思ってたんだけどなあ………。

最初から彼等を見てきた訳ではないし、寧ろ見た作品の方が少ないくらいなのだけれど。

 

今回の外伝を見終えて最初に思ったことは、「わたしにとってのメサイアという物語が終わってしまった」でした。素直にそんな風に思ってしまって、それがとてつもなく悲しくて、寂しかった。

メサイアではなかったけれど、三栖と周の2人の物語は、ここで本当に終わってしまったんだって思ったら、エンドロールが流れて、客席が明るくなった後も涙が止まらなくて、暫く座席から立てなかったんですよ。恥ずかしい。けど、一緒に見に行った友人のTちゃんも隣で同じように号泣してて2人で明るくなった客席で泣いた。「所詮はフィクション」という一言で片付いてしまうかもしれないけど、わたし、いつの間にか2人のことが、三栖と周というキャラクターのことがどうしようもなく好きで、とてつもなく愛おしい存在になってたみたいです。

ずっと、強いて言えば周ちゃんが好きとは言ってたんですけどね。初めて生で見たメサイアが鋼ノ章だったので、周ちゃんには幸せになって欲しい、周ちゃんが笑って暮らせる日が来て欲しいってずっと言ってた。けれど、今回の映画を見て、わたしの思ってた「周ちゃんの幸せ」の中には、当たり前のように三栖さんがいてこそのものだった。「周康哉が笑って暮らせる」世界、そこには三栖公俊が当たり前のように隣にいるって、そう思ってたんだってことに気づきました。周ちゃんと同じくらい、三栖さんのことも好きになってたんだよなあ…。

 

2人のことを、もっともっと見ていたかった。

 

メンヘラの周ちゃんはすぐにメンタル拗らせて三栖さんの目の届かないところに家出しちゃったりするけれど、三栖さんはそんな周ちゃんすら受け止めて、いつまでも待っていてくれるんだろうなって。2人はメサイアではないけれど、あの2人は、三栖公俊と周康哉という2人じゃなくちゃいけなかったんだよって、今、心の底からそう思います。

過激なこと言うと、こんな結末になるくらいだったら、2人で心中でもしてくれた方が良かったわ!!!!ってなったし(物騒すぎる)、少し前のわたしだったら、外伝なんてなかった…三栖さんと周ちゃんの物語は深紅で終わったんだ…あれが2人の始まりで終わりだったんだよめでたしめでたし(強制終了)してたところだった。

 

いや、フラグはビンビンに立ってたけどさあ……

主に公式が煽りよるおかげで。

「テロリストだった2人の最後の物語」っていうワードに関してとか“最後”じゃなくて“最期”なんだろ、あ゛????みたいな気持ちしかなかった(煽り耐性のなさすぎるオタク)。

 

見終わった後に思うことと言えば、本当に、「かつてテロリストだった2人の最後の物語」であり、「究極の平等の実現へ向かう始まりの物語」であったなあ………と(遠い目)。

三栖さんは永遠に明けない夜へと旅立っていってしまったけれど、最期の最期まで、彼には周ちゃんという存在が確かにいて、彼の目指してた世界の実現を、革命を託すことの出来る、そんな存在になれてたんだって思いました。周ちゃんがいつも三栖さんの後ろをついて行ってるようなコンビって思ってたけど(まあ、それぞれ勝手に動くし、周ちゃんはすぐ家出したり、メンタル拗らせたり紆余曲折ありまくったけど)、自分がいなくなっても、自分の目指してたモノを預けて、託すことの出来る関係になっていたんだなあ…と。

周ちゃんにとって、三栖さんは「ずっと自分を支えてくれていた人」だったけど、三栖さんにとっての周康哉という存在も、同じだったんだなって思ったら……しんどいね。

家族と同じくらいの存在になっていたんじゃないのかな。最初はどう思っていたのかはわからないし、劇中の周ちゃんの台詞にもあるように、お互いの過去がどうだったかなんて2人には関係なくてさ。妹さんのことも、三栖さんは周ちゃんが真実を知るずっとずっと前から全部わかってて、それでも、周ちゃんを受け入れて受け止めてくれてたんだと思います。2人が別れるシーンで周ちゃんが言いかけた言葉を遮って焼肉予約しとけよって言ったのは、そういうことでしょ…(号泣)素直じゃねぇえええええええもどかしいぃいいいいいい!!!!ってなったけど、何とも三栖さんらしいなって思いました。これ絶対行けないパターンやん…とも思ったけど。フラグすぎて、ネタバレ見てなくてもわかりやすすぎるわ!って思いました。応援上映があったら、\行っちゃダメぇええええええ/って声援が飛び交いそうですね(konami感)。

それに、支倉さんからのテディベア(支倉さんが三栖さんのお父さんってことなんですよね…?今その真実付け加えます??って思ったのはわたしだけじゃないはず)と、母と妹との写真。三栖さんに残った唯一の家族との繋がり(だと勝手に思ってる)の横にあるのが、周ちゃんからの書置きって。もう周ちゃん家族の一員って言ってるようなものじゃないですか???わたしの目と心が腐ってるせいでそう思うの??????誰か正解プリーズ。あの書置きグシャってしてなかったっけ…?って思ったけど、ずっと捨てずに残してたんだ、三栖さん…って想像したら、三栖公俊が愛おしすぎてたまんねえなって思った。三栖さんって意外と乙女だよなっていつも思ってたけど。

み゛す゛さ゛ん゛ん゛ん゛ん゛って感じ(伝わらないね、語彙力がいつにも増して酷すぎる)。

割とどうでもいいけど、劇中、「三栖さん」と「水」がゲシュタルト崩壊するかと思った。三栖さんなのか水さんなのか何が三栖さんで水なのかわかんない(SAN値がピンチ)。

真面目なようなふざけてんのかみたいな文章で申し訳ないんですが、いや、まじで悲しすぎて、ふざけてないと精神が死にそう。物思いに耽ると途端に頭の中を最期の2人の会話がフラッシュバックするんだもん…引きずりすぎィ……。地下水路のクライマックスシーンはね、ほんと…泣き叫ぶ周ちゃんと同じ気持ちだったし、同じことを叫びたくて仕方なかった。

\三栖さんが何したって言うんだよ!!!!!!!/

(応援上映があれば是非とも一緒に叫びたい所存ですね。DVDが出たら自主応援上映を検討しましょう)

 

彼等はメサイアって関係ではなかったけれど、三栖公俊という男は、サクラたちにも、チャーチの人間にも、本当にたくさんの人に、たくさんのモノを残して、植え付けて、でも、新東京市の一般人には決して知られることのない英雄として、新東京のたくさんの人たちのために死んでいったんだよね……こんなのってないよって思うし、ほんとに、三栖さんが何したって言うんだよ!ってめちゃくちゃ思うんだけどさ。でも、ものすごく三栖さんらしい最期だな、とも思えるんです。同時に三栖さんって狡いなって思った。最期まで足掻き続けて、泥臭くてかっこ悪くて、最高にかっこよかった。

「苦手なんだよな…」って呟きつつ、中指立てて大量の水に立ち向かってく後ろ姿が最高にかっこよくて、ああ、三栖さんは最期まで三栖さんだったって思えました。

諏訪部さんが、「軍人である以上、いつも覚悟はしていた…」って、静かに、穏やかに、死っていうものを客観的に冷静に受け入れて死んでいったのもまた印象的で。

サリュートからあの二択を与えられた時点で、三栖さんがどっちを選択するかなんて、周も、鋭利も伯も、チャーチにいた皆も、黒子も志倉さんも、そしてわたしたち観客も、みんながみんなわかってた。そして、三栖さん自身も、自分の選択を間違ってるとは絶対に考えていないだろうし、後悔もしてないとは思うんです。

でも、三栖さんには、諏訪部さんのような覚悟っていうものはなかったんじゃないかな。そして、遺していかなきゃならないモノ、成し遂げたかったことが三栖さんにはまだまだありすぎた。三栖さんの目指してきた革命。夢物語みたいな世界の実現。色んなモノを周ちゃんに背負わせてしまう、そして、周ちゃんを1人残していってしまう…そっちの“後悔”っていうのかな…無念さっていうか、上手く言葉に出来ないけれど、そういうモノが、彼にはまだまだありすぎた。お互いがお互いを理解しているようで、小さなことですれ違ってしまう(主に周ちゃんが拗らせてる)し、三栖さんはいつも不器用で言葉が足りないから…。いろんな、本当にたくさん伝えたいことはあるだろうに、「焼肉行けなくてごめんな…」って言葉でしか、いろんな思いを伝えることしか出来ない、不器用な三栖さんが最高に三栖さんらしくて。いろんな、たくさんのモノが詰まった一言だったと思うし、周ちゃんにも、あの一言だけで三栖さんの思いは伝わったと、わたしは思ってます…

み゛す゛さ゛ん゛ん゛ん゛ん゛(2回目)

なんていうか、三栖さんと中村の龍ちゃんがどうしてもオーバーラップしてしまうんですよね。

中村の龍ちゃん然り、玉ちゃんもそうなんだけど、本人たちのアクが強すぎて、どんなキャラクターを演じても、中の本人たちが出てきてしまうっていうのかな…役者として、それはどうなのかっていう善し悪しは個人の好みだと思いますし(わたしは、これ以上ないくらいの褒め言葉のつもりです)、そもそも、どんなキャラクターを演じても本人が出てきちゃうっていうのも、わたしの主観でしかないですしね。そんな大それた評論が出来る程、お2人の出演作を見てきた訳ではないので、わたしの個人的な見解にしか過ぎないですけど。

アクが強い故に…っていうのはあるのかもしれないですが、そのアクの強さこそ、あの2人の最大の武器なんじゃないかなって勝手に評価しています。お2人共、本当に素敵な役者さんですよね。中村さんのブログめちゃくちゃかわいらしいですし(そこは関係ない)。ひよこの絵文字多用してるところとか。何歳だよ…かわいいかよ…

玉城さんの「たまき」ってひらがな表記が地味にかわいいなって思います。

 

話が逸れた。キャラの話だった。

特に、メサイアという作品に関しては、2人共オリジナルキャラクターだし、本人たちが長い年月をかけて、作品を重ねる毎に作り上げていったものだったっていうこともあって、余計にキャラクターと役者さんを重ねてしまうのかもしれないですけど。

だからこそ、地下水路での、最期のシーンは余計にくるものがありましたし、これまでメサイアという作品を影ながら支えてきた 2人の最後の物語って考えるとね…泣くor泣くって選択肢しかなかった。

三栖さんが犠牲にならなくちゃいけなかったことに対して、周ちゃんは勿論、サクラの2人も、チャーチにいた一嶋係長たち、支倉さん、みんな、それぞれがやるせなさと無力さと憤りと、いろんな複雑な心境だったと思うんです。みんなのあの表情や、伯の手の中のナニーが握り潰されてぐっしゃぐしゃになってたこと、支倉さんや一嶋さんが拳を叩きつけたのがそれを物語ってる。

「三栖に」とナニーで乾杯するサクラの2人然り。「友人の死ってこういうことなのかな…」ってポツリと鋭利が零したように。三栖さんを“友人”と表現することは、サクラである2人には出来ないけれど、三栖さんの目指してた究極の平等が実現された世界だったなら…三栖さんを友人と呼べるような、2人にとっての三栖さんって、友人とイコールに近い存在だったんだなあって思うと…三栖さんは本当に大きな存在だったんだと改めて思いました。

みんなそれぞれ思う部分のある複雑な表情をしてるにも関わらず、誰1人として言葉を発さない、何も言葉に出来ないといった様子と、顔をぐしゃぐしゃに歪めて涙に濡れ、泣き叫ぶ周ちゃんとの対比。とても切なくて、悲しくて、残酷なくらい綺麗なシーンだと思った。泣き叫ぶ演技は玉城さんの真骨頂だと思います。美しい人が顔をぐしゃぐしゃにしてるのってたまらなく好きです、わたしが。

「お前、また泣いてんのか…」って静かに語りかける三栖さんの声の優しさも、「嫌だ!ふざけんな!!!」って泣き叫ぶ周ちゃんも。切ないって美しいなって、悲しさや切なさや寂しさ、哀しさって、同時にとても美しいと感じました。だから、あのシーンが本当に本当に頭からこびりついて離れなくて、思い出す度に苦しくて仕方がなくなる。三栖さんの涙、とても美しかったですね……

 

 最後の最後にかけた言葉が「周、がんばれよ…」っていうのが、また…ねえ………。

 

何度でも言うけど、三栖さんは狡い人だって思った。三栖さんには周ちゃんっていう、自分の夢見てた世界を託せる存在がいたからこそ、彼処であの決断が出来たのかもしれないけれど、

あの言葉は、「がんばれよ」に込められた意味は三栖さんにしかわからないし、嶺二さんの最期の言葉をきっと三栖さんは知らないだろうから、そういう意図があったわけじゃないってことはわかってる。きっと、これからも続いていく周康哉の人生に対しての三栖さんなりのエールなんだと思うんだ…思うんですけど……

 

わたしは、三栖さんの最期の言葉があったからこそ、周ちゃんはあの道を進むことを選んだんだ…いや、選んでしまったんだと思っています。

結果的に、周ちゃんは周パパに頭を下げて周家に戻り、内側から革命を始め、三栖さんの遺志を継ぐという、2人の革命はこれからだぜ!エンドなんですけど。

 

わたしはあのラストシーンに対して、なんて残酷な結末なんだろうと思ってしまいました。

あんなに忌み嫌っていた育てのではあるけれど父親に頭を下げ、飛び出していった周家に戻るという決断は、彼にとってどれほど苦しいものだったでしょう。その後、彼はたくさんたくさん努力をして、あの地位まで登りつめたのだと思います。三栖さんと約束した“革命”を、2人で始めるために。

 

皆が周康哉という存在に頭を下げ、道を開けるという構図。圧倒的なカリスマ性を纏ったあの姿は、自らが手に掛けた実の父親、堤貴也の姿そのものじゃないですか。う、うわー………ってなりました。

院長室にあった、三栖さんの家族の証であるテディベアと写真立て。そして、三栖さんが捨てることの出来なかった、周ちゃんの書置き。三栖さんが亡くなった後、彼と共に過ごしたあの家に1人でそれを取りに戻った周ちゃんは、その時どんな感情を胸に抱いていたのでしょうね。そして、それを今も側に置いておく意図も。三栖さんという存在を、残しておきたかったのかもしれませんね。三栖さんの言葉や、三栖公俊という人間は、周ちゃんの中で永遠に忘れることのない存在として、心の中にずっとずっと共に生き続けるのだと思うけれど。

三栖さんの家族を奪った元凶である周家っていうのを忘れない自らの戒めの意図もあるのかもしれないけれど、三栖さんが大切にしてきたものだから捨てられなかったんだろうし、三栖さんが残した、三栖さんと自分の繋がりっていうのかな。物理的なモノとして残ってるのってそれくらいかとも思うので(きっとやりとりした暗号文とかは消去してるだろうし)。目に見える形としてのモノを側に置きたかったのではないのかな。思い出って、いつか薄れていってしまうものだから…周ちゃんは、ずっと、そういう人の想いに飢えて、渇望していた人だったから。悲しいね。こんな形で、三栖さんは、永遠に周ちゃんの中に存在し続けることになるなんて…うわーーーーー(絶望)

「俺達の革命の始まりです…」と、三栖さんへ向けた、ラストの台詞が…ああ、三栖さんは周ちゃんに大変なものを残して、忘れられなくさせて、背負わせてしまう結果になってしまったんだって怖くなりました。三栖さんには、きっとそんな意図はなかったと思うけど。周ちゃんの力強いけれどどこか虚ろな目が最高に怖い。ラストに三栖さんのようにニヤッと笑うのは鳥肌モノでしたね。

あ、周ちゃん全然前向きになってなくないかい??ってなったのはわたしだけでしょうか……

 

「そんな世界ありえないです」ってきっぱり言ってた周ちゃんが、もしも、“究極の平等”を実現出来た時、成し遂げた世界の先に周康哉という人間は果たして存在するんでしょうかね…

あのラストシーンを見て、三栖公俊の死と同時に、周康哉という人間の大切なものが失われてしまったんだなと思いました。周ちゃんは元々、どこか歪で、「歪んでる」って三栖さんも言っていたけれど、三栖さんの死によって、周ちゃんの心も死んでしまった…そんなラストだったと思います……まじかよ。こんなのってないよ…まじで絶望しかねえな。

 

ただ、これから始まる“三栖公俊と周康哉の、2人の革命”がいつの日か実現するといいな。そんな夢物語をわたしは心から信じています。

何はともあれ、中村さん、そして玉城さんのお2人に最大級の感謝を。今までお疲れさまでした。そしてありがとうございました。三栖さんと周ちゃんの2人が大好きでした。

 

三栖さん。お疲れさまでした、ゆっくり眠って下さい。おやすみなさい、三栖さん…天国というものがあるかはわからないけれど、三栖さんが天国でお母さんと妹さんに再会出来ていたらいいな。そして、遠い未来(だといいなっていうわたしの展望)に、周ちゃんが三栖さんの元に逝くまで待っていてくれたらいいな。

 

つーか、こんだけ最後最後って煽っておいて、実は…とか、まだ何かあります!とかだったら公式まじで許さないからな!!!!!!とりあえず、周ちゃんがサクラに…みたいな、ご都合主義もここまでくると大概やぞ!って結末じゃなくて本当に良かった…まじで公式ふざけてんのか(激怒)ってなるところだった。

 

公式さんの言葉を信じると、2人の物語はこれで最後…とのことなので、寂しいけど…めちゃくちゃ寂しいし嫌だけど、

三栖さん、周ちゃん、そして中村さんと玉城さん。本当に本当にお疲れさまでした。たくさんのモノをありがとう。きっと、誰よりもメサイアという作品を、三栖というキャラクターを愛してくれてた中村さん。三栖公俊という男が、これからも続いていくメサイアという物語の中に、もう生きて存在していることはないのだと思うと悲しいって言葉じゃ足りないくらいの喪失感なんだけど。

でも、寂しいけれど、

 

最後にこんな風に、ずっと影にいた2人を主人公とした、外伝という作品でお別れすることが出来たこと。それだけたくさんの人に、愛されていた証拠なのではないかと思います。

三栖さんを、周ちゃんを、大切に演じてくれて、大事に作り上げてきてくれたお2人に、本当にありがとうございましたとお伝えしたいです。そして、メサイアという作品を、ずっとずっと支えてくださってありがとう。お疲れさまでした。お2人が三栖さんと周ちゃんを演じてくれたから、わたしはこんなにも、2人のことが大好きになりました。

中村さんが大切に育ててくれた三栖さんは、ずっとずっとたくさんの人の中に生き続けていくのだと思います。玉城さん演じる周ちゃんの中には、きっと、一生、三栖さんの思いが、三栖公俊という存在が残り続けるのでしょうね。

 

大好きだった三栖さんは勿論だけど、周ちゃんももう表には出てくることはないのだと思うけど、お2人が支えてくれたメサイアという作品を、これからも見守っていきたいなって、今は思っています。

 

ちょっともう1度映画館に足を運ぶ勇気はないのですが、どうやら配信もあるみたいなので…心が落ち着いたら、ちょっとまだ受け入れきれてないんだけど(メンがヘラってる)、そのうち改めて映画の感想をぶちぶち上げられたらいいな。

 

「明けない夜にも、お前がいた」

その通りの作品でした。メサイアではなかった2人の、最後の物語です。たくさんの方に、見届けて欲しいと心から思っています。